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こんにちは。大館出身で、現在は山形にある東北芸術工科大学3年の近藤優一です。
8月27日からインターンを始めて3日目、田代町の観光マップを作るために、石山さんと3人のインターン生で、自然から町中まで巡ってきました。

 

始めは十ノ瀬藤の郷に向かいました。この時期は、もうあの華々しい景色が緑一色となり、面影が残っていません。

その後はやませダム。広大な五色湖に圧倒されました。

橋を渡って奥に進むと、道路が段々と砂利道に変わり、木々に囲まれた道をごとごとと揺られながら、耳をすませば川のせせらぎが聞こえてきました。
糸滝に到着。駐車場から上を見上げると、見事な滝の流れが見られます。

草地の小道を抜けると目の前には川が。涼しい風が肌を撫で、日の光が透き通った水にゆらゆらと模様をつくり上げています。とてもきれいで心が洗われるようでした。

来た道を戻って、今度は藤の郷の近くにある冷水神社という所に向かいます。ぱっと見では、どこにあるのか分からず戸惑いました。なんだか独特な雰囲気が感じられますね。

草木を踏みしめて鳥居を進むと、中はまさに森そのもの。途中、左側に見える鳥居とその奥に階段が続く男道ではなく、もう一方の女道を歩いていくと、不動明王のお地蔵様が見られます。

冷水神社を後にして、一面の田と等間隔にたつ電柱の一本道を通り過ぎ、町を見て周りました。

郵便局のすぐそばに飾られているのは、山田地区で古くから伝わるわら人形でできた神様のジンジョ様。

すぐ隣には、民家の畑からつるが木に絡まって降りてきたカボチャがあり、ほっこりしました。

 

この日は、5時間ほどで町巡りを終えました。
大館に長らく住んでいましたが、田代を訪れたことはあまりありませんでした。しかし、こうして見てみると自分の暮らしていた土地には、まだまだ知らない光景があって、新しい発見と驚きばかりです。田代町の観光マップが出来上がって、市外の人だけでなく市内の人も訪れ、私のように田代の魅力を感じてくれるといいなと思います。