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はじめまして。
山形大学4年の島内未来(しまうち みく)です。
今月上旬から大学の専攻であるまちづくりと、もともと興味があったデザインを地元である大館で学ぶため、いしころ合同会社のインターン研修生として参加しています。

先日8月8日の夜、2年ぶりに『大文字焼き』が行われました。
大館の夏の風物詩、大文字まつりのメインイベントである『大文字焼き』。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して、初のライブ配信を試みました。
いしころ合同会社では配信業務を担当し、配信当日の最大視聴者数は約370人と、大館市内はもちろん、市外からもたくさんの方が視聴してくださいました。
※アーカイブ視聴回数は約3300回(2021年8月16日現在)

▼まだ見てない〜!という方は、こちらからご覧いただけます!
※8月末まで配信予定です
https://www.youtube.com/watch?v=QSLbSVoqmMk&t=3574s

大館大文字焼きライブ配信 特設ページ
https://odate-kanko.info/daimonji-live/

 

 

ここからは当日の様子とともに、ライブ配信に携わって感じたことを書き綴っていきます。

 

『大文字焼き』ライブ配信、当日!

時刻は20時 ─── 待ちに待った点火です。
暗く何も見えなかった山にはゆっくりと火が灯り始め、「大」の字を作り上げていきます。

(躍動感のある大文字焼きをズームした様子)

ゆらゆらと揺れる幻想的な炎。
視聴者からは「今年は帰省できないので見れて嬉しい」「遠くにいながら地元を感じられる」などの嬉しい声が集まりました。また「コロナが早くなくなりますように」と、感染の収束を願うコメントもありました。
超望遠撮影を使用した光景に、私も思わず見とれてしまいます。
その後、火は時間が経つにつれ次第に小さくなり、ライブ配信は無事終了しました。

 

インターン参加で芽生えた大館への想い

今回この仕事に携わり、強く感じたことがあります。
それは「大館にまた戻ってこよう」という気持ち。ただ帰省するのとは違う、この地域を心から必要としている感覚。
高校時代までは、遊ぶ場所もほとんどないド田舎で「大館=つまらない」と思っていました。ですが今回、『大文字焼き』に対する市民の想いや炎が成す美しさを感じ、何気なく過ごしてきた地元の見方が大きく変わったのです。大学進学を機に、一度大館を出たからこそ気づけたことだと思います。
この先、自分がどんな道を歩むのかはまだわかりませんが、大館にまた戻ってきたいと強く感じています。
うん、また戻ってこよう!